戯言スピーカー

※長い妄想※

きっと兄さんは幼い頃から賢くて優しい子だったと思うのです。
うちはの大人たちの木の葉の里に対する目や不穏な動きを子供ながらに感じていて、
いつか何かよくないことが起こる…と予感していたんじゃないかな…。
でもまだ自分も幼すぎるし打ち明けることができる人もいない。
何より弟を心配させたくないから不安な心を押し殺してサスケの前ではなんでもないよと笑っていた。
そして月日が経ち暗部入りを果たし、二重スパイになることで里(千手)とうちはの間の確執を確信する。
里抜けし暁に入った時の兄さんはたまに、幼い頃の自分がもっとしっかりしていれば(大人たちを諌めることができれば)、
今の自分はここまで心を殺さずに済んだんじゃないか…と幼い頃の自分を責めていたり。

イタチ兄さんの真実を知ったサスケはサスケで、幼いあの日に自分と一緒にいて笑っていた兄さんは俺のために心を隠していた!
なんで弟の俺に打ち明けてくれなかったんだ!と兄さんに腹が立ち幼かった自分にも憤る。
イタチは嘘でできた自分を最後まで演じきったのである…

なんてことをタイトルの曲を聴いていたら思い浮かびました。
戯言スピーカーは初音ミクの曲です。なぜかこの曲聴いてたらふわーっとイタチさんが出てきた
ショートカット時代のイタチ兄さん可愛くて好き!

(11/06/18)